家具転倒防止等対策講座

阿波グローカルネットは、平成21年度より徳島市危機管理課の委託を受けて、徳島市内の各コミュニティセンターにおいて、「家具転倒防止等対策講座」を行っています。

家具転倒防止ボランティア育成

平成18年から20年度までの3年間は、徳島市との協働事業で、家具転倒防対策の事業を進めてきました。1年目には、家具転倒防止対策の必要性を多くの方に知って頂くための講座を開きました。
そして、高齢や障がいがあるためにご自身で出来ない方に代わって家具転倒防止を行うボランティア「いざ・そなえ隊」の養成講座も引き続き開催しました。これは、実践を伴う講座です。

詳しくは、下記サイトで紹介されましたので、ご覧ください。

消防防災博物館のサイト https://www.bousaihaku.com/

波及効果

NPO法人が行政と協働で、地域の安全を守り、地震に備えるボランティアを増やすという取り組みを、福祉住環境ネットワーク会議の仲間でもある、福井県のNPO法人ふくふくネットの谷口理事長も、この流れを福島県に初めて取り入れました。

平成20年には、伊予市社会福祉協議会からの要請で、「家具転倒防止市民講座」を伊予市市民会館で開催し、100名の伊予市民の方が参加していただきました。その後、シルバー人材センター・建築士会・自主防災組織・民生児童委員・高齢者家庭相談員の方々が協力して、ボランティアの仕組みを作るため、30名の方が、実践講座に参加されたのです。そして、社会福祉協議会を窓口とした、家具転倒防止ボランティア「かぐてんぼう支援隊」が動き出しました

わがやネットの「かぐてんぼう隊」養成と派遣事業については こちらをどうぞ。

内閣府 防災情報のサイト

現在の「徳島市家具転倒防止対策推進(家具固定)事業」

徳島市は、この事業の必要性を認め、徳島市の事業として制度化されました。それが、「徳島市家具転倒防止対策推進事業」です。

この事業で阿波グローカルネットは、地域に出向いて「家具転倒防止等対策講座」を行う役割を担っています。

そして、家具の取り付けを行うのは、徳島市危機管理課が窓口となって、徳島市シルバー人材センター、全徳島建設労働組合、徳島県建設労働組合から派遣され、1世帯家具等3個まで取り付け費を徳島市が負担し、金具代を個人負担とする事業をしています。

詳しくは、徳島市のサイトをご覧ください。http://www.city.tokushima.tokushima.jp/anzen/shoubo_bousai/saigai/jishin/tentou_boushi.html